不登校・親の会15回目+子どもの居場所のご報告

10月15日に開催した親の会の報告です。
土曜日開催は久しぶり。
今回は、7名の親御さんと3名のお子さんが参加。
また、これまた久々に北星余市高校卒業生の親御さんにも参加いただきました。

もうひとつ、常連の親御さんの知り合いのカウンセラーの皆さんが今回ゲストとして参加してくれました。
親御さんが抱える悩みについて別視点から見ることで、八方塞がりと思われた問題から新たな可能性が見出されていくことが、対話の中で起きていたのが印象的でした。

以前、会の中で話題になった父親の子どもへの働きかけについての話も再び行なわれました。
動けなくなったお子さんの背中を押そうとする父親の行為は純粋な善意から来ているものではありますが、そこにはどうしても「職場」という限られた価値観からの影響が大きいので、学校に行かないお子さんの抱える悩みの本質とはかけ離れたものになることが往々にしてある。
そのため、その「価値観の違い」について指摘する必要がありますが、それにあたって父親の善意そのものを否定しないよう配慮する必要がある。
それはそれで難しいことではありますが、丁寧に対応していかないと、歩み寄りながらのすれ違いを繰り返し、結果としてみんなが疲弊していくことになる。
すぐに結果が出る課題でもないので、今後も会の中で、それこそ丁寧に話し合っていく必要があるテーマなのかもしれません。

次回の日程は、まだ決まっていません。
決定次第、こちらでもお伝えします。