新年、明けましておめでとうございます。

2017年、明けましておめでとうございます。皆さま今年もどうぞよろしくお願い致します。

不登校 子ミュニティ Baobab(バオバブ)に団体の名称が変わって早2ヶ月。最初の頃は現在の教育や子ども達の置かれている現状に目を向け、関心のある市民数名の話し合い、意見交換の場であったものが、段々と不登校の子どもの親の会や子どもの居場所の開所、ゲーム学習会などイベントを催す活動母体へと発展してきました。

その中で僕は昔、高校を中退してから5年くらい引きこもっていた経験があるので元引きこもりという立場で活動に携わらせてもらってきましたが、なかなか出来ない経験をさせてもらってきたのかなと思っています。

自分にとって学校というのは、勉強以外のために行く場所でした。学校の勉強なんて意味がないと思っていたし、学校をさぼっては近くの公園でテニスをしているおじさんと一緒にテニスやったり、放課後の部活だけやるために学校に行ったり。何より家でネットのゲームをしていたかった。そして結局学校も休みがちになると勉強もわからなくなって最終的には中退してしまったんですが、サポステ(若者サポートステーション)やこのような活動に携わることで、中には学校でいじめを受けたり、精神的に辛くて学校に行けない子が居る事を知ったわけです。

もちろん僕だって学校(の勉強のため)に行きたくない立場だけど、その子のことを思うと「その子が学校を楽しく思えてきたら、きっと学校行きたいって思うはずだし、人間関係の身のこなしを覚えれば、多少嫌なやつがいても上手くやっていけるだろうし。それに学校行けなくてもなんとかなるもんさ、僕がそうだから。(・・・え、大丈夫じゃない?)」という思いが湧いてくるってことは、やっぱり学校のことで悩んでいるひとがいたら自分とは無関係だなんて感じれない自分がいて。なにかその子たちのためになれないか、本人のどこかで学校に行くことも大事だと思うなら自分なりに何かの助けになれないだろうかという気持ちもあって、ここでのいろんな活動に携わらせてもらってきていました。

これは僕の中ではすごい変化があったと思います。そして、最近そういう仲間がいて、話し合いができて、活動して・・・って当たり前ではない気がしました。それは一人ではなかなか出来ないことなんでしょう。思いがあっても具体的にすることってすごく難しいし、続けていくことはもっと難しい。僕みたいな奴も居るけど、すごく良い志を持った仲間や場に恵まれたと思います。

出来ればこういう参加のできる場があることを知ってもらいたいですし、みなさんにもきっと「思うこと」があると思うので、学校のこと、子どものこと、家庭のこと、仕事のこと、友達のこと、先生のこと。その思うことをあるがまま話して欲しいなと思っています。

なぜなら、ここは『不登校 コ(子)ミュニティ』だから。笑

Baobabという大きな樹の名前からもそうだけど、そういう場になっていけたらいいね。

ではでは、またお会いしましょうb

 

不登校 子ミュニティ Baobab  メンバー:いそざき