カテゴリー別アーカイブ: 報告

例会など、さまざまな事業の報告です。

いろいろ例会参加

こんにちは、フリースクール検討委員会・藤井です。

苫小牧は暖かったり寒かったりと気温が落ち着きませんね。ストーブをしまう決断がなかなか出来ずにいます。

先日ブログでお伝えしたとおり、親の会や教育研究会などの集まりにフリースクール検討委員会のメンバーが参加してきました。そちらの報告です。

 

5月14日、発達障害の母親を支える活動をしている『フラワーパレット』の月例カフェにわたしを含めたメンバー2名で参加。不登校の親の会を苫小牧に作るにあたって参考にするのが目的ですが、フラワーパレットさんにはこの「こどもかけはしネットワーク」の共同運営をお願いしてもいますので、その辺で一度挨拶させていただいた方がいいだろうという別の目的もあり。

カフェ形式ということで、テーマを設定してそれについて参加者全員で話すものではなく、参加者各人が思い思いに隣の人と話すという緩いコミュニティになっていました。この形式の方が参加しやすいというのはあるようで、定期的に開催している勉強会より参加人数は多いようです(勉強会も大事ではあります)。運営スタッフがそれぞれのグループを回ってだいたいどんなことが話されていたのかを覚えておいて、後でブログ等で概略を発信するようにしているそうです。告知をしっかりしているのもフラワーパレットの特徴のひとつですね。

苫小牧での不登校の親の集まりは、まずはフラワーパレットの活動枠をお借りして始める予定でいます。今回のカフェでは残念ながら不登校のお子さんを持つ親御さんが来ていなかったのですが、今後早いタイミングで接点を持って、最初は少人数でもいいので始めていければと考えています。

 

翌15日には、苫小牧市内のひきこもりの親の会『まゆだまの会』にメンバー1人が参加。わたしは欠席になってしまいましたが、例会にゲストとして呼ばれていた函館の野村俊幸さんと事前に少し話をすることができました。野村さんからは有難いことに苫小牧での私たちの取り組みについて高評価をいただけました。また、取り組みの先行者としていろいろとアドバイスもいただきまして。取り組みに関して最初から手広くやらないこと、自分たちの出来ること・出来ないことを明確にしてそれをきちんと相手に伝えることなど、「無理せず継続する」ことを重要なポイントして伝えてくれました。

 

さらに翌16日、『北海道生活教育研究会』の日胆例会にわたしを含む3名が参加。この生活教育研究会は教育に関心のある人たちが自由に集まって、実際に行なっている事例発表など情報共有をしながら話し合いをする集まり。今回の胆振・日高例会は学校教員の皆さんが主な参加者でしたが、学校とは直接関係のない私たちにもしっかり門戸を開いてくれまして、とても有難かったです。

情報化社会と言われる今日でも学校関係者が外部に情報を伝えることがあまり多くないというのが実情のようですが、この集まりに参加する先生たちは可能な範囲で自分たちが日々どういう想いでどのような取り組みをしているかを具体的な事例を交えて伝えてくれます。また、私たちの取り組みについてもしっかり聞いてくれて、可能な範囲で相談にものってくれる。こういう場が実現していることが個人的にはもちろん社会的にもうれしいことですし、今後広まっていけばいいなと思います。

学校現場の実情についても話を伺うことができました。先生各人の人となりによるものも多いですが、やはり制度・仕組みの影響というのも大きい。会議も含めて膨大な量の業務に追われる先生がほとんどで、このような状況ではとても本業以外のことに手が回らない。物事に対して客観的・俯瞰的に理解のある教員であっても、このような状況では「課題の本質的打開には外部との連携が必要」と思っていても、それを実現するのが難しい。なかなか世知辛い話ではありますが、でも今回の例会のようにこういった話を教員の皆さんから直接聞いて一緒に考える場があることはひとまずの可能性と言っていいとは思います。問題・課題の共有がまず出来なければ、一緒にその解決を目指すことは出来ませんからね。社会課題は今やいろんな要素が複雑に絡み合っているので、残念ながらもはや専門家に任せれば何とかしてくれるものではなくなっています。なので一緒に考える場を作っていく必要が今後あるわけです。

次回の生活教育研究会・日胆例会は7月4日(土)開催。この日は検討委員会メンバーの職場「放課後デイサービスぽっけ」が主催する地域居酒屋がある日で、こちらと連動する形で日程を組んでいただけました。ありがとうございます。例会後、居酒屋でさらに交流するという流れです。前回の居酒屋には札幌のフリースクールの皆さんに来ていただきましたが、次回も同じ流れで交流することができそうです。詳細はまた改めて、このブログでお伝えします。

 

5月30日(土)10時から、とまこまいサポステにてフリースクール検討委員会の臨時打合せを行ないます。関心のある方がいましたら、気楽に顔を出してみてください。

(藤井)

フリースクール検討委員会・第7回目

みなさん、はじめまして。フリースクール検討委員会の藤井と申します。以後、よろしくお願いします。

本日5月10日、フリースクール検討委員会・月例会を開催しました。今回は苫小牧市内からの新規参加者が3名も来ていただけたという、検討委員会始まって以来と言ってもいい大きな新展開となりました。

苫小牧でイベントやワークショップ・各種講座を企画・運営している『HanamaRoom』、同じく苫小牧で発達障害の母親を支える活動をしているフラワーパレット(こどもかけはしネットワークの共同運営もお願いしています)各団体のスタッフさんが参加されたほか、このホームページ「こどもかけはしネットワーク」を見て来られた方もいました。ホームページでの発信がさっそく機能したということで、担当スタッフも喜んでいました。

新規参加者が多かったことを受けてフリースクール検討委員会のこれまでの活動をざっくりと説明した後、当面の取り組みについて話し合いました。今週末にわりとアクティブな動きがありまして、先に挙げたフラワーパレットの例会(カフェ)、苫小牧のひきこもり親の会「まゆだまの会」、教育関係者・教育に関心のある方が所属をこえて話し合う集まり「北海道生活教育研究会」(札幌のフリースクールスタッフも一部参加しています)の日胆例会が木曜から金曜にかけて開催されます。こちらに自分を含めた検討委員会メンバーが参加する予定です。まずは人と顔を合わせた情報収集とネットワーク作りから始めることになります。まゆだまの会には、函館を拠点に活動されている不登校・ひきこもり支援の第一人者・野村俊幸さんも参加されます。野村さんには、フリースクール検討委員会に対していろいろアドバイスを頂いてます。助かってます。各例会に参加した様子は、またこのブログで報告したいと思います。

次回例会は、6月14日(日)午前10時から、とまこまい若者サポートステーションにて開催します。詳細はブログの前記事を参照してください。「フリースクール」と銘打ってますが、そのキーワードにとらわれない様々な所属の人たちが同じ関心の元に緩く集まり始めています。興味を持たれた方は、ぜひ気軽に参加してみてください。途中参加・途中退席OKとなっています。よろしくお願いします。(藤井)

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