カテゴリー別アーカイブ: イベント

イベントの情報等に関してです。

『全道のつどい』に参加します

『不登校・登校拒否を考える全道のつどい』というイベントが毎年行われています。文字どおり北海道内全域から、不登校の当事者・支援者など様々な関係者が集まり、事例発表・意見交換といった交流ができる場となっています。その第16回目が10月に札幌で開催されます。こちらに私たち検討委員会メンバーも参加します。このときの様子は、こちらのホームページや例会・親の会などでお伝えする予定です。また、参加してみたい方がいましたら同行を検討できますのでフォームから気軽にお問合せください。

以下、『第16回・全道のつどい』の概要です。

【第16回 不登校・登校拒否を考える全道のつどい】
■日時 10月3日(土)・4日(日)
■会場 札幌エルプラザ4階大研修室ほか(札幌市北8条西3丁目)
■参加費 1000円(学生・青年は無料、申込み不要)
■プログラム
3日(土) おしゃべり交流会&夕食交流会(14:30~20:30)
4日(日) ◎講演会 10:00~11:50 講師 加藤弘通氏
(北海道大学大学院教育研究科准教授)
◎各「親の会」の紹介 11:50~12:00
◎テーマ別交流会 13:00~16:00
① 小・中学生の不登校
② 高校生・大学生の不登校や休学・中退
③ 福祉・医療との関わり
④ 学校は終わったけれど~就労・自立支援
⑤ 青年のつどい
⑥ 青年と大人、ともに語ろう!
■第16回不登校・登校拒否を考える全道のつどい実行委員会
問合せ Fax 011-728-7280 E-mail zendo-tsudoi@north-net.jp
■後援 北海道教育委員会、札幌市教育委員会 北海道新聞社

初日夜の交流会は別途料金(大人3,500円、青年・学生1,500円)がかかります。

最後に「全道のつどい」自体の説明をチラシから引用します。以下引用。

「ひとりで悩まないで」を合言葉に、道内各地で活動している不登校の子をもつ親の会が中心となって毎年開催している集会です。安心して語り合える場・学び合える場を作りながら、支えあいの輪を広げてきました。現在では不登校を経験した青年たちも運営に参加し、相談機関・支援団体とも連携して活動を続けています。ご家族の皆さん、一歩を踏み出したい青年の皆さん、ともに歩んでくれる教員・支援者の皆さん、ご参加をお待ちしています。

全道のつどいホームページ : http://www.north-net.jp/zendo-tsudoi/

第二回・不登校相談会&シンポジウム

表題のイベントが札幌にて開催されます。

日時 : 9月20日(日) 13:00~13:50 シンポジウム 14:00~16:00 相談会 (開場12:45)

場所 : ちえりあ 研修室5.6(札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10

参加無料、事前申込み不要

札幌市内・近郊のフリースクール・親の会のメンバーが不登校に関するお話を伺います。前半は保護者によるシンポジウム、後半は相談会となっていますが個別相談ではなく、参加者全員で話し合う形式になるとのことです。6月に私たちが行なったイベント『不登校について語りませんか』に近い感じでしょうか。

とまこまいフリースクール検討委員会からも、メンバーが1名参加する予定です。この1週間後に「親の会」が苫小牧で開催されますので、このときの様子をお話できると思います。

15年度第2回不登校相談会チラシ0001

『小樽・イラストレーター作品展』 始まりました

9月5日(土)より、小樽文学館にて『小樽・イラストレーター作品展』が始まっています。

http://otarubungakusha.com/info/2015091920

予定どおり「枠を越えて広がるイラスト展」枠で、「とまこまいフリースクール検討委員会」のチラシやホームページで使わせてもらっている「toraさん」こと磯崎さんのイラストを展示しています。

いま一度、磯崎さんのプロフィール記事 : https://www.kokanet.org/archives/371

展示スペース的に磯崎さんの全てのイラストを配置するのが難しかったため、一部ファイリングしての展示となっています。展覧会は11月3日まで開催していますので、シルバーウィークなどを利用して、小樽の観光がてら覗いてみてください。他の皆さんのイラストもひじょうにクオリティが高く、見応えがありますよ。入場無料。写真撮影可です(一部撮影不可)。同じ場内で小樽市内の有志(大半が中年の方)によるサークルが作ったガンプラも展示されています。

この展覧会は、9月5・6日開催の『小樽アニメパーティ』と連動した企画。こちらのイベントも少し観てきました。ロケーションや個々のイベント内容の違いはありますが、苫小牧でも11月に開催予定の『とまこまいコスプレフェスタ』と同内容のイベントです。市内各所をマンガ・アニメファンやコスプレイヤーたちが自由に闊歩し普段どおりに生活する市民たちと同居しています。同居と言ってもけっして100%の相互に理解しているわけではないと思いますが、なんとなく視界に入ることで自然に互いの存在が認識されていく。強引な例えかもしれませんが、生きづらさを抱える人たちが社会に居場所を見つけていく過程と本質的に通じるものがあるような気がします。

もうひとつ感じたのは、コスプレしている人たちやイベントに参加している人たちが、とても楽しそうだったこと。それはパッと見、生きづらさの対極にいるような気さえするほど。実際は、ふだんの生活の中で生きづらさを抱えている人も中にはいるんだとは思います。でも、この場に関しては、そういったことも忘れられる。はからずも小樽文学館の館長さんがTwitterで下記のようにつぶやいています。

いかに上手に現実逃避をするか。これは例えば不登校の子ども達にも言えることでしょう。ポイントは「現実逃避できるくらい好きなものを見つけること」、そして「好きなものを見つけたら、それを上手に活用すること」。現実逃避しっぱなしはそれはそれで辛くなるので、自分なりの折り合いの仕方を少しずつでいいので見つけてみる。好きなものを介することで知り合いや友達を作りやすくなりますから、そうやって知り合った他人をヒントにして折り合いの仕方を見つけてみるといいかもしれません。もちろん好きなものはマンガやアニメじゃなくったっていいんです。スポーツ観戦でも音楽でも読書でも散歩でも雑談でも昼寝でもインターネットでもファッションでも勉強でも、人に迷惑がかからないものなら何だっていい。

そういう上手な現実逃避の一例が、この『小樽・イラストレーター作品展』と言えるかもしれません。無理やり、まとめ過ぎたかな・・・。「とまこまいコスプレフェスタ」もそういう場になるといいですね。(藤井)

※ とまこまいコスプレフェスタ : http://tomakomai-cos-fes.com/

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