カテゴリー別アーカイブ: 親の会

不登校の親の会に関する投稿です。

「第20回 不登校の親の会」のお知らせ

不登校 子ミュニティ Baobab「不登校の親の会」を開催します。
同じ悩みを抱える者どうし、お子さんの不安・ご自身の不安
学校への不安などを「安心」して話せる場になります。
お菓子を食べながら、のんびり話し合いましょう。
こちらで話されたことは、この場だけに留めます。

日時

2017年3月25日() 18:00〜20:30 ※途中参加、途中退場自由

場所

苫小牧市民活動センター 3F和室 (苫小牧市若草町3丁目3番8号)

※会場は一時的にお借りしているだけですので、市民活動センターへのお問い合わせはご遠慮ください

[親の会に関してのお問い合わせ]

今回も「子どもの居場所」を併設しての開催となります。
詳細はお問い合わせください。

ご参加お待ちしております。

※日時、場所等は変更になる場合がございます。
その場合、こちらのページで告知致します。

主催 : 不登校 子ミュニティ Baobab
協力 : フラワーパレット苫小牧

不登校・親の会19回目+子どもの居場所のご報告

2月25日(土)、親の会+子どもの居場所を開催しました。
親御さん7名(うち新規1名)・お子さん3名が参加。また子ども支援に関心がある若者サポートステーションの利用者が1名参加しました。

先月に引き続き、講師のお招きしての勉強会を行ないました。
目に見える行動と、内面の感情・気持ちの違いがテーマ。
分かりやすい例としては、子から親、親から子への怒りは、個々のシチュエーションにおける一時的なものであり、内面の感情として相手を否定しているわけではない。
根っこのところでの愛情は消えていない。
それは夫婦間でもそうでしょう。
人は焦ると、外に見える相手の行動だけで物事を判断してしまいがちですが、その内面の感情を想像することができれば、コミュニケーションの不備を後から軌道修正することはできます。
具体的な内容はここでは書けませんが、上記のようなことについての話を参加者各人のエピソードを紹介してもらいながら行なったのでした。

ある参加者の過去の辛い経験が、他の参加者の今の辛い経験を突破するヒントになる。
当事者どうしの集まりならではの良い流れが生まれています。

次回の開催日は現在調整中です。
正式に決まりましたら、改めてお伝えします。

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教育機会確保法について考える

成立までの過程において様々な紆余曲折があった『教育機会確保法』が成立されました。
概要を分かりやすい形で知るには、ひとまず下記リンク先が参考になるかと思います。

「教育機会確保法 不登校対策は」(くらし☆解説):NHK解説委員室
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/263477.html

充分な議論がされないまま急いで成立されてしまったことによる課題や懸念が残っています。
本来は従来の学校とフリースクール等を含めた他の学びの場が対等な位置付けとして「多様な学びの場」であることが保障されるべきという理念を持って成立が望まれた法案でしたが、現状は最終的には学校復帰が想定された不登校対策の法律という位置付けになってしまっています。
対等なものではなく、ある種の差別が内包されてしまっているのではないかという懸念。

3年後にはそれまで法律がどう機能したかを前提とした見直し措置がされますが、どのように機能されたかの判断がどういう基準でされるのかも不透明です。

と言いつつも、成立した以上はこの法律を不登校状態の子どもやその親御さんがどう有効活用するか・できるのかを考えるのが今は建設的と言えるでしょう。
今月の親の会(2月25日18時~)でも、この法律についての話を参加者どうしで行なう時間を設けます。